義母が孫を抱っこして離さない!
一見孫を可愛がる優しいおばあちゃんのように見えますが、これをストレスに感じるお嫁さんは多いです。
お嫁さん自身も「なぜ嫌な気持ちになってしまうのだろう?」と悩んでいる場合も多く、時には産後鬱になってしまう事も。
このモヤモヤの正体、いわゆるガルガル期のせいもあると思いますがそれだけではないと個人的には思います。
本記事では、孫独占系の義母に悩まされた経験をもとに以下の2点をまとめてみました。
- 孫を抱っこして離さない義母にストレスを感じてしまう理由
- 義母が抱っこして離さない時の対処法
同様のお義母さんに悩んでいるママだけでなく、祖父母世代のみなさまや旦那さんにも参考になれば嬉しいです!
もくじ
孫を離さない義母にストレスを感じる理由
赤ちゃんを頑なに離さない義母にストレスを感じてしまう理由は何でしょうか。
中には「抱っこしてもらえるなんて助かるじゃん!」「可愛がってくれてありがたいのに」と言う人もいます。
もちろん祖父母として孫へ愛情を注いでくれる分にはとても有り難いです。
がしかし、そうではないからストレスに感じるのです。
義母だからという理由だけで嫌な気持ちになっているのではありません。
この背景については、義母から何となく感じる空気感もかなりあるため言語化が難しいのですが、具体的にどんな点が嫌なのか理由をまとめてみたいと思います。
「自分の孫だから」ばかりで暴走するから
孫を独占する義母は概して「孫=自分のもの」として扱い、母親の気持ちを蔑ろにします。
考え方の違いかもしれませんが、個人的には自分の孫であろうと母親であるお嫁さん(ないしは自分の娘)に対して遠慮もあるし、赤ちゃんもママの方がいいに決まってるので抱っこして離さない!という行動に出ようと思えません。
泣いてしまったら真っ先に赤ちゃんが求めているであろう、ママの元へ返します。
しかし孫を独占する義母は、このように周囲の気持ちに考えを巡らす事がありません。
自分の孫だから何の問題もない、誰の許可もいるわけがない。
義母の中ではそれ以上も以下もなく、赤ちゃんが泣こうがお嫁さんが不快に思おうが関係ないし気付かないのです。だって「自分の孫!!」だから。
そもそもこの孫への執着の強さもまた母親としての防御本能を刺激するのですが、この「自分の孫だから構いたいだけ構ってもいい。何しても自由!」という自分本位さ・傍若無人さが非常にストレスでした。
こうした義母は、本来あるべきちょっとした一言や配慮がゴッソリ抜けます。
孫を抱っこして離さない以外にも、
- 会うなり何も言わず腕から奪っていく(チャイルドシートから掻っ攫う)
- 抱っこしたままお嫁さんの目の届かない場所、別室に連れ出す
- お世話の時間になっても理由をつけて返さない。お世話も奪う。
といった行為も大体セットでついてきます。
うちもこのフルコンボでしたが、会うなり挨拶もなく腕の中から奪っていき、そのまま帰るまでずっと抱っこ&撮影会…。
そりゃ嫁なんて邪魔者でしょうけど、これは人として当たり前の配慮が欠けていないかと思うのです。
義母の中では嫁など存在しないに等しく、さらに言えば「嫁=孫の母親」であるという認識すらありません。
義母にとって孫は「息子夫婦の子ども」ではなく、「私の孫」でしかありません(もしくは、なぜか自分の子どもだと錯覚してるパターンも多し!!)
こうした考え方が義母の根底にあるのが透けて見えるから、孫を独占する行為も「母親と子どもを引き離すような意図」と感じさせます。
義母本人に悪気や自覚は一切ないでしょうが、つまりは、義母の相手を顧みない自分勝手な人間性に大きなストレスを感じているのです。
他にも色んな積み重ねがあるから
孫を抱っこして離さない義母は、それ以外にも色々やらかしている可能性が高いです。
上でも述べた通りお嫁さんへに対して少しでも遠慮のあるお義母さんなら、ずっと抱き続けるなんてことはしないでしょう。
言葉が悪いですが、図々しくて相手の気持ちに無頓着でないとなかなか出来ません。
思い返してみると、私は義母の抱っこが嫌と感じるまでに以下のような事がありました。
- 出産前から呼んでもいないのに病院に駆けつける
- 夫がいるいないに関わらず毎日見舞いに来る。
- 産後の手伝いに強引に来る
- 毎週理由をつけて突然やってくる
- 新生児のうちからしつこく預かろうとする
他にも色々ありますが、「孫に会いたい」ばかりでこちらの都合に配慮することない義母へのストレスが蓄積していました。
無神経な人は息を吐くように相手を傷付けます。
他にも色んな積み重ねがあり、義母の事が嫌になりかけている・すでに嫌いになっている場合、抱っこされて嫌な気持ちになってしまうのは無理もないでしょう。
抱き続けるのがさも嫁のためかのように恩を着せてくるから
「疲れてるだろうから私が見てるわ」という一見善意とも取れる言葉で孫を離さない義母もいます。
そもそもお嫁さん側が誰かに預けて休みたいと思っていなければ、ただのありがた迷惑です。
これがたまにならありがたいな、善意に甘えようなとも思えるでしょうが、頻繁にやって来て強引に赤ちゃんを取り上げて「あんたのためよ」と言われたら、「いや頼んでねーよ」の一言です。
本音は自分が抱っこ独占したいだけなのに、さもお嫁さんのためにやってるような口ぶりで恩を着せてこられると当然イライラやストレスが増幅します。
義母が孫を離さないときの対処法
義母が赤ちゃんを離さない時はどうしたらいいのでしょうか。
おすすめの対処法をまとめました。
旦那さんに対応してもらう
一番はやはり旦那さんになんとかしてもらうことです。
義母にガツンと「孫フィーバーしすぎ!!」と言ってもらうのがベストですが、それが難しい場合はせめてさりげなく奪い返してもらいたいところ。
ただ、義母に好き勝手抱っこされる嫌悪感が男性には伝わりにくいかもしれない(特にグイグイ系の母親に育てられた男性には)のが少々ネック…。
ですが、まずは間に立つ旦那さんに相談してみるのが良いでしょう。
おむつ替えなどお世話を理由に奪い返す
おむつ替えや授乳を理由に赤ちゃんを奪い返すのも、自然で角が立たない方法です。
頃合いを見て「授乳の時間なので」「おむつ替えますね」と伝え、返してもらいましょう。
ただし、これも義母が積極的にお世話したがり、頑なに離さないパターンもあり注意が必要。
強引な相手へは強引に行っても問題ありません。
義母がやると申し出た場合でも、「私の子なので私がやります」と淡々と奪い返しましょう…!!
外で会う(家で会わない)
家で会うとどうしても義母が赤ちゃんを独占しやすい状況になるので、外で会うのもおすすめです。
ベビーカーだとそれごと奪われてしまう可能性が高いので、抱っこひもがベスト。
義母に抱っこを替わるタイミングもこちらが主導権を握れますし、会うなり義母に奪われたり返してもらえない状況も避けられます。
また、外であれば授乳やおむつ替えを理由に一旦義母から離れられるので、ストレスで限界を迎える前に一息つくことも出来ます。
生後間もないうちは難しいですが、少しずつ外に出られるようになったら試してみてください。
会う頻度を下げてもらう
孫を抱っこして離さない義母は、孫に会いに来るペースも過密である事が殆どです。
何度も言いますが、配慮のある人であれば抱っこして離さないという事態にはなりません。
気遣いや遠慮が全くないので「孫に会いたい」という自分の思い一つで襲来します。
会う頻度が高ければ赤ちゃんを独占されている時間も必然的に長くなり、余計にストレスに感じます。同居の場合なんかもう地獄でしかありません。
そもそもの接する機会が多いのであれば、頻度を下げてもらうのがベストでしょう。
無理して義母に頼らなくてもよい
対策とはちょっと違いますが…
よく「助かるじゃん!預けて昼寝しちゃえば?」といったアドバイスを飛ばしてくる人がいますが、私は自分の精神を犠牲にしてまで義母を立てる必要はないと思います。
安心して預けられる義母ばかりでもありませんし、既に嫌な気持ちになってる時点で預けてお嫁さん側の気持ちがプラスの方向に変わることはないでしょう。
何より、任せれば任せるほど義母は自分の行いが肯定されていると思い込み、更にグイグイくる可能性が高いです。
「頼ればいい」というアドバイスはこうした義母の本質を理解していないだけでなく(良識ある義母しか知らないのだと思われる)、さらに「なぜ善意に甘えられないの?」とお嫁さん側を追い詰めるものです。
必要がなければ無理に頼る事もないし、甘えたとして問題が解決することもありません。
こうした意見で自分を責めることなく、どうか無理しないで欲しいな…と思います。
義母が孫を抱っこして離さない!まとめ
孫を抱っこして離さない義母がママのストレスになる理由と対策をまとめました。
祖父母としての愛情を注いでくれるならありがたいですが、こうした義母の中にあるのは「孫を自分の好きなように可愛がりたい」という自分本位な感情です。
その義母自身の願望だけで、お嫁さんや赤ちゃんの事を顧みず好き勝手に抱き続けるから不快に感じるのだと思います。
抱っこするなとは言いません。
「配慮に欠けた言動をやめてくれ」というのが、この抱っこ問題を通して義母に伝えたい切なる願いです。
どうかこのような暴走をする義母と、それを良しとする旦那さんが減りますように…!
以上、義母が赤ちゃんを抱っこして離さない!のまとめでした。