産後、義両親に会いたくないと思うようになってしまった…。
そんな時、赤ちゃんを守るための本能が強くなる「ガルガル期」の存在がしばしば指摘されます。
でもそれ、本当にガルガル期ですか?
先日私は以下のようなツイートをしました。
ガルガル期って確かにあるけど常日頃思うのは、義両親が嫁の体調や都合を無視して孫見たさにグイグイ来るからガルガルになるんだと思う。#義母嫌い#義父嫌い#孫フィーバー
— ねこまる@義両親と戦う嫁 (@nekomaru228) October 19, 2020
なぜ義両親に会いたくないと思ってしまったのか、そのキッカケをよく思い返してみると「あれ…これ、嫌になってもしかたなくない?」というケースも非常に多いのです。
本記事ではそんな「産後義両親に会いたくない!」と思ってしまう原因について詳しく解説したいと思います。
もくじ
産後義両親に会いたくない原因は「ガルガル期」だけではない
確かにガルガル期は存在します。
でも、義両親への嫌悪感は本当にガルガル期だけが原因でしょうか。
もちろんそういった場合もあると思います。義両親に対する嫌悪感がガルガル期が原因なら、産後1〜2年も経てば次第に落ち着いていくでしょう。
しかし、出産をきっかけに義両親との関係に亀裂が入るのは、ガルガル期が原因ではなく、義両親の言動に起因する場合も非常に多いのです。
例えばどういった言動がきっかけとなってしまうのか、次の項目で詳しくみてみましょう。
産後会いたくなくなる義両親の言動
「産後会うのが嫌だ…」とお嫁さんに思わせてしまう義両親の行動は、例えば以下の通り。
- 孫に会いたいがために毎日お見舞いに来る
- 孫に会いたいがために頻繁に訪問してくる
- 孫の写真や動画が欲しいために催促する
- 孫の洋服やおもちゃを買い与えたく、たくさん買ってくる
- 孫に会ったら最後、泣いても離さない
似たような内容は度々このブログでも解説していますが↓
どれも義両親側としては孫を可愛がりたい気持ち・善意で行っているため、一見して悪意に満ちた嫌がらせではないというのが特徴。
お嫁さん側が「なぜこんなに嫌になるんだろう?」「私の心が狭いのかな…」と自分を責めてしまい、嫌悪感の根源に気付きにくいのもそれが原因です。
しかし、いずれもお嫁さんに対する配慮・気遣いが一切欠けている行為。
行動理由が「自分が孫に会いたい」「孫にこうしたい」それだけで、相手の都合をまるで無視した行為ですから嫌に感じて当然なのです。
いわゆる「孫フィーバー」と呼ばれる状態にある義両親と、産後のお嫁さんの掛け合わせは最悪です。
産後心身ともに余裕のない時期に、火に油を注ぐ形で義両親が自分の願望のまま暴走するから大きな軋轢が生まれるのだと思います。
本当にガルガル期であれば時間とともにおさまり、嫁姑・舅問題に発展するまでは至らないでしょう。
しかしこうした義両親の言動が原因の場合は、彼らが変わらない限りは一生おさまることはありません。
義両親が関わってくるごとに嫌な思いは蓄積され、どんどん酷くなっていきます。
これを「ガルガル期だから」で済ませてしまっては絶対にダメ!!
本当は義両親の身勝手な行動がきっかけなのに、産後の神経のせいして本当の原因に蓋をし我慢し続けてしまってはストレスでお嫁さんが壊れてしまいます。
だから何度でも言いたい。
義両親に会いたくないと思うのは、ガルガル期だけが原因ではないということを。
産後義両親に会いたくない時の対処法
「産後義両親に会いたくない…」と感じてしまい、その原因が義両親の身勝手な言動にある場合はどのように対処したら良いでしょうか。
これはやはり原因を取り除かない限りは根本的な解決はないと思います。
原因を取り除く、つまり義両親に配慮に欠ける言動をやめさせ、適切な距離を保たせるしかありません。
現実には難しいですが、「会いたくない」と思ってしまった時にとれる対処法は以下の3点になります。
① 旦那さんから義両親に話をしてもらう
一番は旦那さんから義両親に話をしてもらうことです。
産前産後に関わらず、義両親との関係全てにおいて中間の役割を果たすべきは旦那さん。実の息子だからこそ、「迷惑だ」とハッキリ厳しく言ってもらいたいもの。
その前段として旦那さんに義両親への感情を伝えるかどうかですが、個人的には伝えても問題ないと考えます。
現状の訪問・連絡頻度とそれによって出ている実害(ストレスによる食欲不振、不眠、育児に専念できないetc)、義両親にどうしてもらいたいか(訪問を月一まで減らしたいetc)を伝えると分かりやすいです。
義母による産後の手伝い記事でも書いた通り、「義両親との今後を考えてこそ距離を置きたい」という点を強調すると理解してもらいやすいかもしれません。
義両親に変わってもらうことは難しいかもしれませんが、旦那さんに関所となってもらい訪問頻度を減らし、連絡も全て旦那さんを通してもらうようにするだけでも少し楽になります。
② 旦那さんが味方になってくれない場合は、自分で距離を取るしかない
旦那さんが理解してくれない残念なケースでは、やはり自分で距離を置いていくしかないと思います。
- アポなしで来たら居留守する
- アポが来ても用事があるの一点張りで断る
- スマホの不具合で連絡が取れないフリをする
このように気持ちを鬼にして、自分の許せる距離感以上に踏み込ませないようにするしか対策はなさそうです。
面と向かってハッキリ伝えてもいいと思うんですよね…個人的には。それくらいしないと(以下同文)。
いずれにしても、いい嫁をやめると劇的に楽になります。
③ 「会いたくない」と思う自分を責めない
これは対処法というか精神論になってしまうのですが、「義両親に会いたくない」と思ってしまう自分を責めないことも大切です。
義両親との関係がほころび始めた時、彼らなりの善意を受け入れられなかった私は「どうしてこんな感情を持ってしまうのだろう?」と自己嫌悪で苦しい思いをしました。
今同じように悩んでいるお嫁さんがいたら、「あなたのせいじゃないよ!」と伝えたいです。
たとえ義両親の言動が彼らなりの善意に根ざしていたとしても、それが全くこちらの気持ちに配慮しない行為だった場合、受け入れられなくても無理はありません。
自分を責めるとどんどん苦しくなってしまいます。
義両親を受け入れられない自分に対して、どうか罪悪感や自己嫌悪を持たないでくださいね…!
産後義両親に会いたくない原因は、行き過ぎた孫フィーバーにあり
産後義両親に会いたくないと思ってしまう原因。
最近はガルガル期の認知度も上がり、義両親に対する敵意も産後のホルモンのせいだろうと結論付けられることも多いですが、義両親の身勝手な言動も要因であることを改めて主張したいです。
特に「一生会いたくない!」と思わせるまで発展する原因は、義両親が孫フィーバーで好き勝手に暴走しているケースがほとんどです。
本来ならば義両親側に弁えてもらうのがベストですが、それが出来ていたらこうなってないよなと思うので^^; 距離を置く以外の解決方法はないのが辛いところ。
旦那さんがお嫁さんの盾になり、適切な距離感を保ち配慮のない言動から守ることで、少しでも「会いたくない」を緩和していけるのかなと思います。
以上、産後に義両親に会いたくない!と思う原因についてのまとめでした。